トレーラーハウスを使って、カフェを開業する方が増えております。
店舗を借りたり作ったりする場合と比べて、大きなメリットもあるのは事実です。
カフェを開業する際のメリットデメリットをまとめておきます。

メリット

1.低コストで開業が可能
トレーラーハウスは建築物に比べて低コストで開業が可能であることがメリットです。
事業の立ち上げ時期には想定よりも多くの費用が掛かると思います。
また、建築コストをローンでまかなう場合には、月々の支払いが発生します。
トレーラーハウスと店舗建築を比較した場合、基礎工事が不要であったり、工期の短さなどから、
イニシャルコストはトレーラーハウスが安価であることが一般的です。
低コストでの開業を考えるとトレーラーハウスに分があります。

2.モビリティに優れる
トレーラーハウスは移動が可能なため、地域の需要に合わせて場所を移動することができます。
ご自身で牽引できる場合にはレジャー施設やイベント会場などに出店することも可能です。
一般消費者向けの商売は立地も重要な要素です。
起業した場所から事業規模に合わせて移動することもトレーラーハウスであれば可能であり、
このような移動性(モビリティ)は建築や賃貸には無いトレーラーハウスのメリットと言えます。

3.建築が難しい場所にも出店できる
トレーラーハウスは車両ですので、建築物ではありません。
そのため、カフェなどのお店を始める場合に建築が難しいエリアにも出店できる可能性があります。
主には市街化調整区域を想定していますが、事業許可が下りる場合には市街化調整区域での事業展開も可能となります。

4.内装の制限を受けない
賃貸で店舗を借りる場合、どうしても建物の形状による制限を受けます。
トレーラーハウスでは、使いやすい長方形型が基本となり中は自由にデザインできます。
お好みの内装にてカフェを作りあげることができます。

デメリット

1.スペースの制限
トレーラーハウスは移動可能な建物であるため、室内空間の広さや高さに制限があります。
また、スペースを確保するために、必要な設備が制限されることがあります。

2.フロアラインが高い
トレーラーハウスは一般的な建物に比べて、地面から室内の床までの高さが約40cmほど高いです。
(一般的な建築物:40~45cm トレーラーハウス:80~85cm)
この高さを解消するために、入り口部分にはデッキを設け階段で上がってもらったり、
スロープを設置する必要があります。
階段は1段約20cmほどの高さが一般的ですので、少なくとも2段は階段が増えることはデメリットと考えられます。

3.デッキ・テラスの設置費用が必要
先ほどの内容にも関連しますが、トレーラーハウスを現地に搬入しても地面から入口までは80cmほどの高低差があります。
デッキ等を制作し、高さを解消する必要がありますがその設置費用はトレーラーハウスのデメリットとも言えます。

4.断熱性の低さ
とにかく安く購入したい!と考えてしまうと、断熱性の低いトレーラーハウスを購入することになってしまいます。
カフェに訪れるお客様はおいしいコーヒーももちろん重要ですが、快適な空間で過ごすことも重要な目的の一つです。
冬場などに室内温度が上がらないようでは快適性が損なわれ、お客様が離れる結果にもつながりかねません。
しっかりと断熱がされたトレーラーハウスを選ぶ必要があります。

5.経年劣化によるメンテナンス
トレーラーハウスは移動可能な建物であるため、
経年劣化によるメンテナンスが必要となります。定期的な点検や補修が必要となるため、
維持管理に手間とコストがかかる場合があります。

以上のように、トレーラーハウスを使った美容院の開業にはメリットとデメリットがあります。
ビジネスモデルや経営計画に合わせて慎重に検討し、開業を進めることが望ましいです。

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